子どもにピッタリの教材を与えてあげたい!
幼児通信教育は、年齢(月齢)・性格・目標によっておすすめが異なるので、保育士・学童保育支援員の私の目線で各社の特徴を徹底考察してありますので、よかったら参考にしてください。
幼児向け通信教育9社から徹底比較
ご家庭ごとに、取り組みのサポートをしてあげられる時間やお子さんに求めるレベルによって向いている教材向いていない教材があります!
徹底的に比較した結果、各社ごとのおすすめがわかりましたので、解説していきます!
こどもちゃれんじ
対象年齢 | 0歳児から6歳児まで |
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費用 (12か月分一括払い) | 0歳(こどもちゃれんじbaby) 4月生まれは35,820円 (生まれ月により回数が異なるので3月生まれは15,652円(7回分)に) 1歳~年少さんまで 29,520円(1月あたり2460円) 年中以降 タブレットコース38,760円(1月あたり3,230円) 紙教材コース32,760円(1月あたり2,730円) |
カリキュラム | 生活習慣、よみ、かき、数字、ルール、マナー、入学準備 |
教材の種類 | ワーク、絵本、知育玩具、情報誌、タブレット |
取り組みやすさ | ★★★★★ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★☆☆ |
無料体験 | あり(0~1歳絵本2冊・1~6歳年齢別教材) |
提供会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
こどもちゃれんじはこんな人におすすめ
- 初めての育児でなにがなにやらわからない
- 映像、紙教材、知育玩具など一通りそろえたい
- とにかくのびのびと楽しくやってほしい
- あまり無理強いをしたくない
映像教材・知育玩具・紙教材・情報誌が勢ぞろいで死角なし
こどもちゃれんじは、しまじろうを活かした映像教材・毎月送られてくるエデュトイ(知育玩具)・ワークブック・おうちの方向け情報誌などにより、月齢・年齢・発達段階に応じた適切な教材・情報が届きます。
これらの教材・情報については、本来は自力で調べる・買い与えなければならないもので、専門家監修の教材・情報が自動で来るのは大変ありがたいです。
特に映像教材で取り組みやすさ抜群
通信教育は、届いた教材を適切に与えてあげることが難しいといえます。
毎月届く映像教材は、一緒に届くドリルや知育玩具を実際に使用する内容となっています。
おうちの方がリードしてあげる、一緒にやってあげることは発育上素晴らしいことですが、映像教材があることで一緒に取り組む方法がわかりやすく、また、見せるだけでも十分な内容となっていて取り組みやすさは抜群です。
映像教材を見せているだけで、毎月届く知育玩具を自分で考えて使いこなせるようになるでしょう。
3歳までの通信教育としては最高
こどもちゃれんじは、ガチガチの教育という感じではなく、楽しく生活習慣を身に着けたり知育をすることができる通信教育です。
特に、毎月送られるDVDは月・季節に応じた内容となっており、いままでただただテレビやYouTubeを漫然と見せていたものが、生活習慣や四季・伝統の風習の知育に早変わりします。
特に3歳までは、トイトレやはみがきなど発達に応じて身につけさせたい生活習慣が明確なので、毎月のおうちの方向けの情報誌で知りたい情報を得ることができます。
また、ねかしつけ・イヤイヤ期などの精神面の発達段階によって苦労する部分によりそった内容が含まれているので、育児に関する情報が専門家監修で書かれているので、変にいろいろ調べて悩む必要がなくなります。
物足りない方へは思考力特化コースも
特に年少以降については
よみ・かき・数字・思考力
などを伸ばすことについて、各ご家庭が描くお子さんの未来によって差が生まれてくると思います。
こどもちゃれんじでも、十分にステップアップは可能ですが、求めるレベルが高い方にはその他の目標・難易度が高い教材を選ぶことをおすすめいたします。
子どもが楽しいイベントも!
家族で参加できるしまじろうコンサートのチケットを、優先的に入手できたりするのもポイント!
なかなか舞台を見る経験をさせてあげることは敷居が高いので、こういった機会を提供してくれるのもうれしいですね!
Z会
対象年齢 | 3歳(年少)~6歳(年長)まで |
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費用 (12か月分一括払い) | 年少 2,456円/月 年中 2,635円/月 年長 2,975円/月 ※受講期間7カ月以上は12カ月一括払いが可能 (毎月払いより15%OFF) ※受講期間2カ月以上は6カ月一括払いが可能 (毎月払いより5%OFF) |
カリキュラム | 生活習慣、よみ、かき、数字、ルール、マナー、入学準備 |
教材の種類 | ワーク(デジタル含む)、体験型教材、絵本型教材(年少)、英語教材、毎月の提出課題(年中・年長) |
取り組みやすさ | ★★★☆☆ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★★ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社Z会 |
Z会の通信教育幼児コースはこんな方におすすめ
- 学びに向かう姿勢を身につけさせたい
- 親子で取り組む教材に対応でき、サポートすることができる
- 小学校へ入学するまでの基礎を身につけさせたい
難易度は高いが、しっかりと学習させることができる
Z会の通信教育は、年齢ごとのカリキュラムの進みが早いです。
その他の教材と比較してひらがなの書き取りなどが早い段階で始まるので、Z会を始める前にある程度の運筆力が必要になるでしょう。
まだまだ難しいなという場合には、市販のワークなどで対応する必要があるかもしれませんが、全然ついていけないというほどではないです!
また、少し難易度の高いことをすることは、脳の発達を促すとされているのでお子さんの能力を信じてあげることも大切です!
毎日サポートしてあげられなくても大丈夫!
Z会のワークは、1日1ページもしくは見開き2ページ分となっていました。(年少の場合)
お出かけしたり、仕事が大変だったりでできない日があったとしても、取り返すのが大変!といった量ではないので、気負いする必要はないと思います。
Z会の通信教育の特徴
Z会の通信教育は、あとから伸びる力を養う土台を親子で構築することを目的としています。
この力をZ会では「あと伸び力」として、幼児コースの目的としています。
以下が「あと伸び力」について公式サイトから抜粋させていただいた内容です。
日常の中の発見を楽しむ積極性を身に着ける
幅広い分野に興味を持つ視野を身に着ける
小学生でグンと伸びるための土台を固める
自ら考え挑戦し続ける力を身に着ける
自分の力で考え解決できる力を身に着ける
どんな問題にも立ち向かえる力を身に着ける
答えのない問題の正解を理由づけることができる社会人へ
幼児ポピー
対象年齢 | 2歳から6歳まで |
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費用 (12か月分一括払い) | 1月あたり1425円(税込) (12か月分総額17,100円) |
カリキュラム | 生活習慣、よみ、かき、数字、入学準備 |
教材の種類 | ワーク、情報誌、デジタル教材(各種アプリ、動画など)、英語 |
取り組みやすさ | ★★★★★ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★☆ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社新学社 |
幼児ポピーはこんな人におすすめ
- 何かを始めてあげたいけど何から手を付けたらいいかわからない
- とにかく安く始めたい
- 紙のドリルで勉強習慣を身につけさせたい
- 取り組みやすい優しい内容を与えたい
- 入園の準備をさせてあげたい
とにかく安い!
幼児ポピーの魅力はなんといってもその価格の安さ!
年中、年長と学年が上がるごとに価格が上がる教材が多い中、幼児ポピーは全学年同一価格です!
幼児ポピーは12カ月一括払いであれば、17,100円(税込み)の1月当たり1,450円で、紙教材、デジタル教材、子育て情報誌が手に入ります。
市販のドリルは1000円弱で内容も特化したもの網羅したものなど種類が多く選ぶのが大変なので、年間カリキュラムで送られてくる幼児ポピーは安くて便利で入門に適しているといえるでしょう。
内容がやさしいので嫌になりにくく、親の方のサポートもらくらく
幼児ポピーの難易度はやさしい内容となっています。
説明したり、やって見せたりしないとできないなんてことはなく、感覚的にできるような内容となっていることが多いので、届いたものを積むだけになってしまうことも少ないと思います。
幼児期からの勉強習慣を身につけさせやすい
ここまでのように、内容は比較的優しい内容となっています。
できた!という経験を積むこと、お勉強する場所、時間を決めてあげることで、自ら自発的にやる!という気持ちにさせやすい教材だと思います。
もし、ステップアップしたいという場合には、市販の教材やその他の通信教育と合わせての受講もいいと思います!
スマイルゼミ
対象年齢 | 2歳~6歳まで |
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費用 (12か月分一括払い) | 幼児コース 2980円(税込3278円) (別途タブレット代がかかり、契約期間によっては高額となるので注意!) |
カリキュラム | よみ、かき、数字、ルール、マナー、入学準備、生活、英語 |
教材の種類 | デジタル教材 |
取り組みやすさ | ★★★★★ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★☆☆☆ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社ジャストシステム |
スマイルゼミはこんな人におすすめ
- 共働きで家事が忙しく付き添うのが難しい
- デジタル教材でも書くことを重視したい
- 英語の取り組みを重視したい
- できるだけものを増やしたくない
余計な教材なし!タブレットだけで完結!
幼児向け通信教育といえば、物がたくさん増えて収納に困ったりしがちです。
その点、スマイルゼミであればタブレットで完結するので安心です。
タブレットなどの筆圧などの運筆を学べる
スマイルゼミのタブレットは付属のペンを使ってなぞり書きなどをすることができます。
また筆圧を感知することができるので、紙のワークがなくても、正しい運筆をみにつけることが可能となっています。
取り組み内容を自動的に選択してくれる
タブレットで好きな科目だけしかやらないんじゃないかといった心配があると思います。
スマイルゼミのタブレットは、進捗、得意不得意などに応じて、問題を自動選択してくれます。
なので、得意分野は伸ばして、苦手分野を補うことが自然とできるしくみになっています。
一人で取り組むことができる
タブレットを自分で開くだけで、取り組むべき学習を提示してくれます。
内容もイラストなどがわかりやすいので、一人で十分に取り組むことができます。
共働きなどで、なかなか一緒に学習してあげる時間がないといった方には、家事の間にやってもらったりするのには一人でできるのは最高です。
一人でできるので、おうちの方との関わりが少なくなってしまわないように注意が必要です。また、生活習慣、社会性といった分野についても少し弱いといえるでしょう。
やる気を継続させるための機能が秀逸
一人でできるということは、ある意味さみしいものです。
しかしスマイルゼミのタブレットでは、15分間の学習で、「きょうのできた」という1日の成果を確認できる画面に誘導されます。
その画面をおうちの方と一緒に共有して、おうちの方はスタンプや手書きのメッセージを書き込むことができるので、親子のコミュニケーションを欠かさないようになっているのが秀逸です。
また、その画面ののちには、「ごほうびタイム」として1日1つのごほうびの演出を受けることができます。
このような機能により、できた!の経験を積み上げてやりたい!という気持ちにさせるのはさすがです!
モコモコゼミ
対象年齢 | 1歳~6歳まで |
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費用 | 月額 2,662円(税込み) |
カリキュラム | 生活習慣、よみ、かき、数字、ルール、マナー、入学準備 |
教材の種類 | ワーク(デジタル含む)、体験型教材、絵本型教材(年少)、英語教材、毎月の提出課題(年中・年長) |
取り組みやすさ | ★★☆☆☆ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★★ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社KCC |
モコモコゼミはこんな人におすすめ
- 小学校受験も考えている
- 取り組みの補助をしっかりしてあげられる方
- とにかくお勉強に特化した内容のものがほしい
- 思考力を育てたい
難易度は高いが、思考力、表現力を鍛える良質なカリキュラム
モコモコゼミは、他の教材と比べて難易度が高いです。
以下は公式サイトより引用した幼稚園入園前のお子さん向けのカリキュラムとなります。
出典:モコモコゼミ公式サイト
え?うちの子こんなのできないよ!
と思った方は多いと思いますが、プレ幼稚園レベルからこのようなハイレベルな学習を始められるというのは、かなり魅力的ではないでしょうか。
幼児教育のこぐま会・中学受験SAPIXと提携した幼児通信教育
こぐま会とは、幼児が就学前に身につけるべき学習内容を、子どもの発達段階に合わせて系列化し、オリジナルのカリキュラム・教具・教材を用いて子どもの思考力を高めるKUNOメソッドという幼児期の基礎教育の理念と指導方法を実践する幼児教室です。
また、SAPIXは中学入試に対応した高い合格率を誇る学習塾です。
各社が連携しており、小学受験を視野に入れた、ハイレベルな幼児通信教育となります。
ワークが中心で子どもが喜ぶ要素は少ない
モコモコゼミは、思考力、知識を養うワークが中心となりますので、その他付録などにより子どもが喜ぶ要素が多くはありません。
小学校入学前に、思考力の基礎・お勉強の基礎をしっかりと身に着けさせるには最適な教材でしょう。
毎月届く学習の手引きでおうちの方も安心
子どもにとって高い難易度であることを要求する以上、おうちの方もきちんとお子さんの脳力アップのためにしっかりとサポートする必要があります。
ちゃんと見てあげられるか不安という方は多いと思いますが、毎月おうちの方向けの学習の手引きが届きますので、安心して安心して取り組むことができるでしょう。
子どもの個人情報入力不要・ニックネームで受けられる
進学塾や幼児教室と提携しているとなると勧誘が嫌だという方が多いと思います。
モコモコゼミでは、お子さんの個人情報について入力が不要となっています。
がんばる舎
対象年齢 | 2歳~6歳 |
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費用 (12か月一括払い) | 10890円(税込)(1月当たり907円(端数切捨て)) 月払いは990円税込み |
カリキュラム | 言葉、数・量、図形、記憶、知識(生活習慣)、作業(はさみなど) |
教材の種類 | ワーク |
取り組みやすさ | ★★★☆☆ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★★ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社がんばる舎 |
がんばる舎はこんな人におすすめ
- タブレット型通信教育に合わせて紙のワークも追加でやらせたい
- 実際に紙に書くことを大切にしたい
- レベルに合わせて進めてあげたい
- 安くてシンプルな教材が欲しい(モノを増やしたくない)
ワークのみで机に向かう習慣づけができる
がんばる舎の幼児教材は紙のワークです。
紙のワークをするには、机に向かわなければなりません。
机に向かうお勉強の習慣づけをさせたいおうちの方には最適の教材となります。
発達段階に応じて6つのレベルを選ぶことができる。
現在のできることなどによって、適切なコースを選ぶことができるのはがんばる舎の利点。
教材を6つのレベルに分けて現在の到達状況におうじて、お子さんに合ったレベルの教材を選べます。
自分のペースで進めることができる
がんばる舎の教材は紙のワークです。
がんばる舎の教材については、1年間分をまとめて受け取ることができます。
やる気がある時に、どんどん先のステップに進めることも可能です。
また、小学生レベルの教材を先取りできる
副教材として秀逸
がんばる舎に限らず、ワークをその目的通りにやるには、それなりの発達段階にいることが必要になります。
そのくらいになると、幼児通信教育の媒体がタブレット型となっていることもあると思います。
タブレット型は実際に紙に文字を書くえんぴつの持ち方、動かし方、筆圧などは学ぶことが難しいものです。
さらに、ワークも無理のない量しか届かず、もっとやりたいという気持ちになる子もいると思います。
がんばる舎のワークは、1年分をまとめて受け取ることも可能で、お子さんのペースで進めることができ、また、レベル・進度に応じて6つのコースから選ぶことができます。
ただし、ある程度ひらがなが読めるようにならなければ、一人で集中してずっとやってもらうことは難しいと思います。(どのワークを選んでもこの点は共通の悩みとなると思います)
無駄にものが増えない
がんばる舎の幼児教材は紙のワークのみです。
おもちゃやその他の冊子は含まれないので、幼児通信教育でありがちなモノが増えてしまうことが嫌な方にはもってこいです。
比較的おうちのかたの負担は大きい
ワークを一人でできるようになるには、それなりに発達していることが必要となります。
また、答えについては、巻末についていますので、おうちの方のサポートがどうしても必要になってきます。
答え合わせをして、「できた!」という成功体験を積むのに紙のワークは最適ではありますが、おうちの方のサポートと成功したことに対するおうちの方の声掛けと反応が子どもの能力(能力)向上には間違いなく必要になってきます。
ワンダーボックス
ワンダーボックスはこんな人におすすめ
対象年齢 | 4歳~6歳 |
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費用 (12か月分一括払い) | |
カリキュラム | プログラミング・数理パズル・アート・理科実験 |
教材の種類 | ワーク(デジタル含む)、体験型教材、絵本型教材(年少)、英語教材、毎月の提出課題(年中・年長) |
取り組みやすさ | ★★★★★ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★★ |
無料体験 | あり |
提供会社 | ワンダーファイ株式会社 |
- STEAM教育を取り入れたい
- 遊び感覚で脳力を伸ばしたい
- 必要なお勉強の枠にとらわれず、思考力、想像力を養わせたい
- 兄弟でお得に通信教育を受けさせたい
STEAM教育を取り入れている
STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をつなげた造語で、これら5つの領域を重視する教育方針のことです。
結果的に、IQや学力への効果が、慶應義塾大学の中室牧子研究室、JICA(国際協力機構)との合同で実施され、論文としても公表されています。
アプリ教材とキット教材、ワークブックで楽しむ学びが盛りだくさん
子どもの知的なワクワクを引き出す要素が盛りだくさん
結果として、未来を生き抜くために必要な思考力・想像力・意欲を伸ばすことを目標としている通信教育となっています。
幼児教育としては、知識やスキルを身に着けるのみでなく、学習に対する意欲や思考力を引き出すために、興味や興奮、没頭する経験が、その後の学習意欲と柔軟な思考力に結びつく点がワンダーボックスならではの要素といえます。
教材の作成に当たっては教育のプロが携わり、実際に1万人以上の子どもたちの反応を確認
教材の作成に当たっては、幼児教育のプロ(幼児教育25年20万人以上の花まる学習会での指導経験)・問題作成のプロ・技術のプロチームが作成しています。
また同社は、学習雑誌の監修・ポケモン公式YouTubeの監修など、多くの企業への問題提供監修を行っています。
アプリ教材はやりすぎ防止のタイマーが設定できる
アプリ教材は取り組みやすく、視力への悪影響が心配ですよね?
ワンダーボックスでは、1日の上限と定期的な休憩時間を設定できるので使用時間を管理することができます。
保護者向け情報サイト「ファミリーサポート」によるサポートも充実
ワンダーボックスの教材は、紙のワークのようにできるようになることが明確になっている教材ばかりではありません。
また、教材への取り組み方もお勉強と違い難しいところがあったりします。
そこでよくある質問や疑問の部分の解説を「ファミリーサポート」という情報イトにて確認することができます。
ファミリーサポートでは、教材以外にも子どもとの関わり方についての、質問や悩みを解決することができるかもしれません。
RISUきっず
対象年齢 | 5歳(年中)~6歳(年長)向け |
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費用 (12か月分一括払い) | 30,000円(税込33,000円) ひと月当たり2750円 タブレット代込 |
カリキュラム | 算数基礎力、論理的思考力、読解力(応用力)、英語 |
教材の種類 | デジタル教材(タブレット) |
取り組みやすさ | ★★★★☆ |
おうちの方の協力の必要性 | ★★★★★ |
無料体験 | あり |
提供会社 | RISU Japan株式会社 |
RISUきっずはこんな人におすすめ
- なかなか一緒にやってあげることが難しい共働きのかた等
- 算数に苦手意識を持ってほしくないと思っている方
- 思考の柔軟性、論理的思考力を身につけさせたい方
- 子どもに教えられるか不安な方(学習の進捗によってのフォローがあるサービスがある)
算数に特化した教材
RISUきっずでは、数の読みかた、足し算、引き算、時計などの小学校1年生前半までの内容を先取りして算数の基礎力を養います。
その他の教材でも、算数に関連する項目はありますが、特にRISUきっずでは、算数に特化したものとなっています。
学習データを分析して最適なフォローアップをしてもらえる
RISUきっずは、タブレットでの学習です。
取り組み内容について、データが蓄積され、独自のシステムで分析されます。
どのくらいで解けたか、つまずいている場所はどこかなどの学習状況を把握することができます。
分析結果に基づいて現役東大生などが、お子さんの学習状況に応じてレッスン動画でピンポイントでフォローしてくれます。
この成績アップ支援サービスが無料で受けられます!
また、お子さんの学習状況に応じメールで
- お子様を褒めるべきポイント
- 学習のリズムの乱れへのアラート
を教えてくれるので、達成感・自己肯定感を養う手助けをしてくれて、学習のリズムつくりもサポートしてもらえます。
幼児通信教育で、このような細やかなフォローがあるのは珍しいので、ちゃんと教えてあげられるかどうか不安という方には特におすすめとなっています。
音声の読み上げ機能で一人でも取り組める
年中さん以降が対象といえども、自力で文字を読んで取り組めるところまでできる子はなかなかいないと思います。
RISUきっずのタブレットは、問題文を読み上げてくれるので、おうちの方がつきっきりでなくても、一人でどんどん取り組みを進めることができます。
小学校1年生前半までの先取り学習ができる
小学校1年生の前半までの内容を先取りすることができます。
小学校の入学準備をして入学後、私はできるんだという自己肯定感、もっと勉強したいという意欲向上につながります。
同時進行で英語に親しむことができる
RISUきっずでは、1レッスン3分以内の動画で、英語に親しむことができます。
英語の動画はもちろん日本人講師の日本語ガイドがついているので、まったくわからない!といった心配はありません。
また、イラストやジェスチャーがついているので、感覚的にもわかりやすい内容となっています。
特におすすめポイントは、算数で学んだことを英語でチャレンジすることができるところです。複合的に取り組めるのは最高ですね。
天神
対象年齢 | 3歳(年少)~6歳(年長)まで |
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費用 | 371,580円(タブレット代込) |
カリキュラム | 生活習慣、よみ、かき、数字、ルール、マナー、入学準備、思考力、記憶力 |
教材の種類 | デジタル教材、育児情報メールマガジン |
取り組みやすさ | ★★★★★ |
おうちの方の協力の必要性 | ★☆☆☆☆ |
無料体験 | あり |
提供会社 | 株式会社タオ |
天神幼児版はこんな方におすすめ
- つきっきりで取り組むことが難しいかた
- 2人以上の兄弟がいる方
- 対象年齢より上のさらに難易度の高いものや興味のあるものをどんどん与えたい方
- 1つの支払いで入学準備まで網羅したいかた
- モンテッソーリ教育に興味のあるかた
タブレットが自動で適切な問題を出してくれる
幼児通信教育の紙ワークなどはおおむね順番通りにやっていく形になると思います。
天神は、タブレットで自動的に適した問題を出題してくれるので、おうちの方がその日にどこをやるか説明する必要すらありません。
また、興味や習熟度によって、さらに難易度の高いものを先取りで始めることもできます。
インターネットに接続している必要がない
配信されるもの以外については、タブレットにすでにダウンロードされている教材です。
外でWi-fi環境がない場合でも、取り組むことができます。
また、タブレットは専用の端末となっているので、Youtubeやアプリなどほかのことをすることができないので、集中して取り組むことができます。
1度購入すれば3人兄弟まで無料で利用できる
多くの幼児通信教育が、ワークなど1人取り組んでしまったり、契約が終わると使用できなくなってしまいます。
天神であれば、兄弟姉妹を3人まで無料で追加登録できます。
3歳未満の教材であれば、使いまわすことができるかもしれませんが、それ以上となると紙のワークなど使いこなせないものが出てきます。
概ね月当たり2,300円かかるとして、年間約3万円を6年間で18万円かかりますし、兄弟の分も考えると、2人以上の予定がある方は、トータルで見たときに安く済むこともありますので、1回での支払い額の高さでやめるのではなく、実機を無料体験してみるのをおすすめします。
6歳までの教材を買い切り
各年齢ごとに必要な教材は変わってきます。
天神の幼児版は、タブレットに10000問以上収録されており、毎月問題などが無料で配信されるようになっています。
どんなものを与えたらよいのか、自分で考えるのは大変ですし、取り組んでもらえるかどうかも不安。
天神であれば、知識、数字、言葉(英語含む)、記憶力、思考力などすべてそろいます。
購入後のサポート体制も充実
購入した後使い方で悩んでしまったりすることがあると思いますが、天神は購入後のサポートも充実しています。
平日朝10時から午後9時、土曜日・祝日は午前10時から午後7時まで対応のサポートセンターに問い合わせをすることができます。
また、タブレットを破損してしまった場合、購入後1年間がサポート期間で無料で修理対応です。
そして、兄弟のうち年齢が一番低い子が小学校3年生の学年を迎える3月末までタブレット代金(43,780円)で交換することができます。
タブレットですべて対応するといっても、えんぴつで書くことについてまで学ぶのは難しいので、別途運筆に関するものは用意したいところです。
天神に興味がわいた方はこちらの記事で私が無料体験した感想をまとめましたのでよかったらごらんください。
幼児通信教育を選ぶ際のポイント
おうちの方にとって無理なく子どもに与えてあげられるかどうか
幼児教育の段階では、まだ一人で取り組むことが難しいものがあります。
ワークを渡したとしても、それなりに補助してあげないとうまくできずにいやになってしまいます。
特に、共働きの世帯では、家事に追われながらせっかくの子どもと触れ合える時間と思うとなかなかお勉強をやらせるのは心情的に難しいものがあると思います。
また、どういう風に教えてあげたらいいのかもわからなくて結局与えてあげられないのが一番残念です。
せっかくなら、充実した難易度の高いものを選びたいという気持ちはよくわかりますが、1番にはやはり取り組みやすさを重視して、おうちのかたもお子さんも無理なく取り組めるということが大切です。
カリキュラムの内容
幼児向け通信教育は、各社によって、達成する目標が異なってきます。
お子さんに対し、どこまでできるようになることを求めるかは各ご家庭によって大きく異なります。
おうちの方が求めることよりも、子どもがやってみたい!と思うような内容がきちんと含まれているかも重要なポイントです。
特に幼児教育においては、生活習慣やルールを守ることなど、知識など以外にも生きていくうえで大切なことをたくさん学ぶことができるのも重要です。
各社ごとの特色があるので、良くチェックするようにしましょう。
教材の種類
通信教育各社で専門家が各種教材を準備しています。
タブレット学習・知育玩具・ドリル・絵本など多岐にわたりますが、性格や発達状況に応じて、向き不向きは必ずあります。
自ら取り組んでくれることは、自分で学習する喜びを味わうことにもつながりますし、なによりおうちの方の負担を軽減することになります。
興味を持って取り組めるものを選んであげましょう。
また、各教材ごとのメリットデメリットもありますので、注意が必要です。
価格・費用・料金
価格は教材の種類やカリキュラムの内容、サポートの手厚さによって異なります。
価格が高ければよいといったものではありませんが、家計に無理なく続けられるのかという部分はかなり大事な要素です。
毎月払い、年払いによって値段が大きく変わることもあるので、しっかりと各社の情報を調べ、無料体験をすることで、全然やってくれなくて無駄だったということにならないようにしましょう。
お子さんに合ったものかどうか
これまでの内容を踏まえて、
- お子さんにあっているのか
- 本当に必要なのか
- 市販の別教材で十分であったりしないか
- 幼児教室のほうが良いかも
をよく考えて、選びましょう。
幼児通信教育のメリット
通わせる必要がない
幼児教室やその他の習い事と違い、通学する必要がありません。
もちろんその通学が、いい思い出になることもありますし、向かう道などで知的好奇心をくすぐったり、いろいろな経験をすることもできます。
しかしその分家事ができる時間が減りますし、歩いて数分程度であったとしても、事故にあう危険もあります(←考えすぎ)
負担が少ない幼児向けの通信教育は、習い事をしながら子どもと一緒に過ごす時間を増やせるという点がとても良いですね。
その時期の子育てに必要な正確な情報が得られる
毎月送られてくる教材の中に、子育てに必要なポイントがまとめられている冊子がついていることがあります。
大学教授や幼児教育のプロが監修した記事が記載されているので、SNSにあふれている謎情報に踊らされることなく、正しい知識を得ることができます。
ただし、赤ちゃんを寝かすのか、うつ伏せで寝かすのかの研究が何度も移り変わったように、大きく変わる新しい発見なども幼児教育の現場ではよくあることですので、教育に関する情報は最新の正しい情報を入手できるようにしておくのは、とても大切といえます。
次の子にもおさがりできる
紙のワークでは難しいかもしれませんが、付録の知育玩具や映像教材などは、おさがりで使用することも可能です。
我が家でもこどもちゃれんじのDVDや知育玩具はおさがりで下の子に見せるなど活用していました。
通信教育の効果的な使い方
届いた教材をただただ使うだけでも十分ですが、こちらで紹介する方法を使うとさらなる効果が得られます。
我が家では、こどもちゃれんじとZ会をはしごしましたが、その経験をもとに効果的な使い方を解説します。
生活リズムの一部に組み込む
通信教育をしっかりとやってもらうには、生活リズムの一部に組み込んで習慣化することが一番でした。
余った時間でやってあげればいいやと思っていると、子どもとしたらもっと遊びたい、別のことがしたいという欲求には勝てません。
以下は一例ですが、組み込みやすい生活習慣の一部として、
- 毎食後
- 歯磨き前後
- お風呂の前後
- 幼稚園、保育園への通学の前
- 就寝前
学習の効果は就寝の前が高いですが、毎食後か、お風呂の前後が一番組み込み安いと思います。
我が家では、幼稚園への送りの前の時間が比較的安定して時間が取れたためその時間にしていましたが、各ご家庭の状況によって異なると思いますので、習慣化しやすいところに組み込んであげましょう。
通信教育の教材をやったから、〇〇していいよといったようにしてしまうと、勉強=ご褒美がもらえると勉強の意味を歪曲して理解させることにつながる危険性があるので注意が必要です。何気ない習慣になるようなタイミングに組み込みましょう。
コミュニケーションツールの一つとして利用する
幼児向けの通信教育は、おうちの方のサポートがないと取り組むことが難しいと思います。
サポートがないとできないわけではなく、むしろ取り組んでいるときに近くにいてあげて、反応してあげることが子どもにとってのモチベーションになったり、良い影響になることは間違いありません。
子どもとどのように関わったら良いのかわからない、難しいといった方にも、幼児通信教育の教材を通じたコミュニケーションやスキンシップを取ることは、その働きかけが間違っていたとしても、一緒に何かに取り組むということが大切なので、一緒にやってあげてください。
できなかったときのこえかけ
できないことを叱ることは、やる気をなくしたり、叱られないためにやるといった誤ったモチベーションにつながる危険があります。
できなかったとしても、できるように「ここをこうしてみたらどうかな」とリードしてあげたり「難しいねぇ」と共感してあげたりと声をかけてみてあげましょう。
できたことについては、しっかりとその過程をほめてあげる
子どもはできた時に、満面の笑顔で私たちにできたことを教えてくれるでしょう。
その時には、「すごいね!」「できるようになったね」と結果をほめると、結果を出すことがすべてと思ってしまう危険性があります。
ほめるときは、「はみでないで綺麗に書くことができたね」「途中で嫌になったけど最後まで頑張ったらできたね」とその過程をしっかりほめてあげましょう。
過程をほめることで、様々なことに対する取り組みの姿勢として、結果を出すだけではなく、
幼児向け通信教育のデメリットとその向き合い方
ここまで、メリットや効果的なことばかりを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
おうちの方の協力が不可欠
一部の知育玩具のような教材を除き、自分で読んで自分でやるといったことができる段階ではないと思います。
そこまで発達するまでは、おうちの方のリードがないと取り組むことができません。
その時間を確保できないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
通信教育をやってあげる時間は、貴重なコミュニケーションを取れる時間です。一緒に何かをする時間を作ってあげることは、子どもにとってうれしい時間になること間違いありません。
ほかのお友達などとの関わりが広がらない
幼児教育にとって、お友達など周りの人がいるということはとてもいい刺激になります。
ほかの人との関係から学ぶことがたくさんあるはずです。
通信教育ではほかのお友達との関わりがないので、交流の輪が広がらないこと、ほかの子との比較ができないこと、ほかの人との関係から学ぶことができないのはデメリットです。
ほかの人との交流は、地域の幼稚園・小学校などの事情や有益な情報を得られる可能性が結構あるので、そういったことを求めたりするのであれば、幼児教室のほうがおすすめといえます。
あまりほかのおうちの方と話すのが苦手という方にとっては、通信教育は逆にメリットでもあります。
解約した後もダイレクトメールや勧誘の電話が来る可能性がある
解約した後や資料請求した後にはダイレクトメールや電話で勧誘が来る可能性があります。
ダイレクトメールはお試し教材が入っていることもあるので私はラッキーと思っていますが、間違いなくゴミは増えます。
私は、辞める時に明確に〇〇を始めたので結構ですと伝えたところピタッと電話での勧誘がなくなったので、他社の名前を引き合いに出すと効果的です。
まとめ
まとめながら、各社による特色が顕著で、誰にでもおすすめなものというのは存在しないと感じました。
選ぶ際には、おうちの方のサポートとお子さんの意欲を掻き立てられるかがとても重要になってきます。
実際に契約していた経験と、発達段階に応じて各社比較検討した感想などを書かせていただきましたが、各ご家庭によって、重視するポイントが異なると思いますので、この記事が参考になり、理想的な教材に出会えた方が少しでもいればうれしく感じます。
通学させる必要のない幼児向けの通信教育は、学習習慣を幼児期から身に着けさせるのに最高だと思いますので、ぜひ検討してみてください。
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