子どもはいろんなもので遊んでどんどん成長していきます。
その成長をサポートするのに様々な知恵を絞ってつくられたのが知育玩具です。
最近では、藤井聡太棋士が3歳のころからキュボロというスイスの知育玩具で遊んでいたということで、知育玩具に注目が集まっています!
- どんな知育玩具を選べばいいの?
- 効果的な知育玩具の与え方はあるの?
- おすすめの商品はあるの?
といったお悩みを抱える方は多いと思いますが、むやみやたらにあげればよいというものではないのが難しいところ!
本記事では、知育玩具の効果、選び方、与え方、段階に応じたおすすめの商品を徹底的に解説し、皆さんの疑問が解決する手助けができたらうれしいです。
知育玩具とは?知育玩具の効果とメリット
知育玩具とは
遊びながら子供の知的能力や感性を育てるおもちゃのことです 。
知育玩具には、指先や手先の動きを促すもの、論理的思考や創造力を養うもの、言語や音楽の感覚を高めるものなど、さまざまな種類があり、その発達を促すには最適です 。
子どもの発達の目的に沿った形、音、仕組みになっているので、効果的に発達を促すことができます。
大人と違って子どもは、体を動かすこと、おもちゃで遊ぶことで脳の発達を促したり、体の使い方を学んでいます。
ほとんどのおもちゃは知育玩具にあたるといっても過言ではなく、子どもは遊ぶのが仕事とはよくいったものだと思います。
知育玩具の効果
知育玩具は、その発達に応じて、さまざまな効果を発揮します。
モンテッソーリ教育という教育理論では、発達段階に応じた環境を用意してあげて、自分でさせてあげることで、その発達を促すといった手法がとられています。
知育玩具を用意してあげるというだけで、それに近しい効果を得ることができます。
効果をしっかりと理解して、目的に合った知育玩具を与えてあげられるようにしましょう。
脳の発達を助ける
すべての効果に共通する部分にはなりますが、子どものころは、どんなことでも脳が発達しています。
その中でも知育玩具は、発達段階に応じた最適なものを与えることになるため、脳の発達には効果的です。
また、おもちゃに応じて、手先などの体を使う動作的なものから、空間を認識すること、論理的に考えることなどによって、自ら学び発達していくという理想的な形を作ることができます。
特に、少し難しいかなといったことを試行錯誤しながら何度も繰り返し達成したら、どんどんやりたい気持ちも育てられて一石二鳥ですね!
基礎的な動作の習得を促し、手先が器用になる
最初は何もできないところから始まります。
見えているものを追いかける、つかむ、振り回す、なめるなど、動作を習得しやすいように作られています。
なにもなくても習得はできるかもしれませんが、やりやすい環境を整えて、どんどん発達する子どもを見るのはうれしいですね。
大きな動作ができるようになった後には、つまむ、重ねるなど、どんどん複雑で慎重な動作が必要になります。
発達段階に応じて少しずつステップアップしていくことで、結果としてその発達を助けることになる知育玩具は本当に素晴らしいと思います。
集中力を向上させる
とある知育玩具に夢中になっているとき、周りのこえや音にはほとんど反応しないくらい集中しています。
これが集中力を身に着ける第一歩であり、集中して何かに取り組んでいるときは声をかけないように、邪魔をしないようにしてあげましょう。
モンテッソーリ教育では、子どもがやることをお仕事と呼びますが、お仕事の邪魔をしてはいけません。
問題解決力を養い、思考力、想像力を豊かにし、柔軟な発想力を養う
知育玩具には、さまざまな種類、難易度のものがあります。
パズル一つとっても、平面的なもの、立体的なものなど多数存在し、その問題を解決するために子供の頭はフル回転しています。
文字を読めなくても、かけなくても、どういう風にしたら音が鳴るんだろう、どうすれば……どうすれば……と自分で考えて問題を解決する力を養うことができます。
問題解決能力は、教えてもらって解決する以外に、自力で解決するというすなわちやり抜く力、生きる力に直結する大切な能力になってきます。
また、問題解決を解決するために、
- 深く考えて先を読む力
- 先の可能性を推測する想像力
- 柔軟な発想の転換
などの、脳の使い方を身に着けて、賢い考え方ができるように、導くことができます。
空間認識能力を向上させる
空間認識能力とは、ものの大きさ、形、距離などを正確に把握できる能力のことです。
空間認識能力を高めることができると、頭の中で空間をイメージして組み立て、把握することができるようになるので、あらゆるスポーツや、絵をかいたり制作を作るときに活かすことができます。
また、自分の周囲の状況を正確に把握できることで、相手に伝える際にわかりやすく説明することも可能になります。
自信、自己肯定感を養う
知育玩具は、達成感があるもの、挑戦する必要があるものがあります。
どんどんできるようになる成功体験を積むことで、なんでも挑戦するやる気、自分はできるんだという自信や自己肯定感につながっていきます。
自己肯定感が大切な理由は、こちらの記事を参考にしてください。
忍耐力を鍛える、自分をコントロールする力を身に着ける
知育玩具はあくまで、自分でやると決めて自分でやり抜くものです。
誰かにやれと言われてやるものでは決してありません。
だからこそ、成功するまで頑張れる忍耐力、できないことに対する感情をコントロールする力、を身に着けることができます。
耐えて耐えて耐えてできるようになったという体験は、教えようと思って教えられるものではありません。
特に飽きっぽい子でも、夢中になる何かを見つけられたときには、チャンスと思ってどんどん遊んでもらいましょう。
メタ認知能力を向上させる
メタ認知とは、知覚する、記憶する、思考する、判断するなどといった認知活動を客観的に理解し、それらの活動を評価したり制御したりする働きのことです。つまり、自分を客観的に認知する能力のことです。
小学校教員のための教育情報メディア「みんなの教育技術」by小学館
これまでのとおり、問題解決力、集中力、忍耐力、自分をコントロールする力を身に着けられることで、メタ認知能力を向上させることができます。
メタ認知能力は、小学校高学年から特に発達します。
自分を客観的に理解したのちに、自分をどのように高めていけるのか、どうするのが効率的なのかわかることは、学業や将来に向けてとても重要な能力になります。
知育玩具をとおして、生きる力まで身に着けられる効果があるなんてすばらしいですね。
コミュニケーション能力を向上させる
ある程度成長すると、子どもは勝ち負けのある知育玩具や協力しておこなう知育玩具で遊ぶことができるようになります。
勝ち負け、協力をとおして、相手の気持ちを考え読み取る能力が養われ、また、協力して何かを成し遂げることで、役割分担、チームワーク、協調することの大切さ、社会性などを身に着けることができます。
知育玩具の選び方
発達の段階に応じて選ぶ
知育玩具は、きちんとした使い方ができて、初めてその目的に合った効果が発揮されます。
遊び方を無理強いするのは、子どもが自分でできた達成感から自己肯定感を得るステップを奪うことにもなりかねないので、基本スタンスは好きにさせてあげましょう。
例えば積み木であれば、小学生であれば当たり前に積んで遊ぶことができると思いますが、赤ちゃんだと口に運んだり、投げたりなどその目的に沿った遊び方はできません。
この場合であれば、赤ちゃんには、もっと手指を刺激するいろいろな触り心地のあるものであったり、口に入れても安全な素材や形のものを与えるべきなように、発達段階に合わせて選ぶことは安全を確保することにもつながります。
序盤でもお話しした、藤井聡太棋士のキュボロはビー玉を使うおもちゃなので、小さい子がいるご家庭、間違って飲み込んでしまうくらい小さいころから与えるのはかえって危険です。
ほとんどのおもちゃには、対象年齢が設定されているので、おおむねの目安として利用していただくほか、実際に店舗で発達にあっているものと思われる中から、自分で選ばせてあげるのが一番良い選び方です。
脳の発達には、簡単にできるものよりも、すこし難しいものを選ぶのが効果的ですが、興味も失ってしまう可能性があるので、難しいところです。
知育玩具を与える目安を年齢、月齢別に表にしてみました。
あくまで目安なので個人差がありますので、できないからと言って無理強いするようなものではなく、自ら興味を持って取り組むことが大切なので見守りましょう。
年齢(月齢) | 目的 | 知育玩具の例 |
0か月~6か月 | 目、手などの体の動かし方を覚える 耳を鍛える | モービル、メリー、ベビージムなど |
6か月~1歳 | 手先を器用にする 体の使い方を覚える | ラトル、歯固め、ボール(小さいものは厳禁)、手押し車 |
1歳 | 運動能力を養う、集中力を高める、関連性を学ぶ | 足けり、積み木、スタッキング、シロフォンなどの打楽器、ピアノ・ドラム絵本、ルーピング |
2歳 | 形、色、大きさを学ぶ ものの名前を覚える | おままごと、ハンマートイ、赤ちゃん人形(メルちゃんなど)形をはめるタイプのパズル |
3歳 | 基本的な生活に必要な能力を身に着ける 考える力をはぐくむ 集中力、忍耐力を養う 模倣することを覚える | 簡単なパズルスロープトイ 楽器(木琴、ピアノ) おままごと、マグフォーマー ブロック、言葉を学べる知育玩具 |
4歳(年少) | 対人で協力すること、ルールを守ることを通して思考力、社交性を身につけさせたい 数字、文字、時間などに興味を持たせる 問題解決力、論理的思考、空間認識力を養う | タングラム、パズル ひらがなかるたや積み木など(数字も) マグフォーマー、ブロック スロープトイ、ゲーム性のあるもの 課題を達成する目的のおもちゃ |
5歳(年中) | 数字、文字などの伝えられる読み書きを習得したい 問題解決力、論理的思考力を養う 空間認識能力を高める 想像力を豊かにする | 立体パズル ブロック、 ひらがなかるたや積み木など(数字も) 勝敗のある知育玩具(ボードゲームなど) 問題を解くゲーム(脱出パズルなど) |
6歳(年長) | 小学校入学前の土台作り 知的探求心を刺激するもの 集中力を養うもの 問題解決力、論理的思考力を養う 空間認識能力を高める 想像力を豊かにする | ボードゲーム、カードゲーム 立体パズル、地図パズル、 ブロック、工作にかんするもの 問題を解決する |
小学校低学年 | 学習意欲向上、知的探求心を刺激するもの 集中力を高める 問題解決力、論理的思考力を養う 空間認識能力を高める 想像力を豊かにする | プログラミングゲーム 地図パズル、図鑑 課題を達成するパズル類 科学に関するもの |
安全性を考えて選ぶ
発達段階によっては、誤飲や転倒により思いもよらぬ大けがになってしまうことも……
そんなことを防止するため、正規の使い方で遊ぶことができるか、対象年齢に達しているかなどをよく確認して、
- 小さいパーツはないか
- 鋭利なパーツはないか
- 割れる心配はないか
- なめても安全な塗料が使用されているか
などをよく検討して選んでください。
また、STマーク(日本国内の基準適合)、CEマーク(欧州の基準適合)がある商品は、一定の基準を満たしていることの証明ですので、比較的安心して与えやすいです。
ただ、事故が起きる大半は、その知育玩具のせいではなく、少し目を離したすきなどで重大な結果が発生しているので、安全な商品だとしてもそれで満足ことなく、きちんと見てあげましょう。
興味に応じて選ぶ
集中力の向上であったり達成感を感じるには、自発的に遊ぶことが大切です。
いろいろな評判を見て子どものために選んだ商品でも、興味を持って遊んでくれることが大切です。
何万円も高級な有名な知育玩具より、今大好きなキャラクターが書いてあるもののほうが遊んでくれます。
定番!幅広い年齢におすすめの知育玩具
フラッシュカード
フラッシュカードは、1枚の紙の両面に、絵や文字などが書いてある単語カードのようなものから、視覚を刺激するもの、数字を学べるものなど、多岐にわたります。
幼児教育の現場では、1枚約1秒程度で読み聞かせることで、映像として右脳で処理させることで右脳の能力向上のために用いられますが、遊び方はいろいろ。
床に並べてかるたのように遊んでもいいですし、生後間もなければ見せながら語りかけるだけです。
書店などで実際に手に取らせてあげられるので年齢や興味に応じて選びましょう。
年齢別おすすめ知育玩具
0歳は人間が立ち上がる以外動作を目まぐるしく習得していく期間です。
あっという間に必要な知育玩具は変わっていきますので、6か月で区切って紹介していきます。
0歳におすすめの知育玩具
生後すぐからおすすめの知育玩具
メリーやモービルは、目で物を追いかけさせ、脳を刺激します。
また、ぐずり対策の音楽、おすわりの練習、たっちの練習、歩く練習なども含まれている商品もあるので、生後すぐからおすすめです。
特に出産祝いでなにをあげたらいいか迷うときはおすすめですが、かぶりやすいので注意しましょう。
うちの子は、ママ、パパ以外の言葉で習得が早かったのはアンパンマンでしたので、発語の練習にも早くからアンパンマンに親しむのはいいかもしれません。(アンパンマンミュージアムは1歳から入館料が発生するので、早期教育も大切です。)
モービルだけのものは、別でスタンドや回転させる機構がないと動かないものがあったりして結局いい値段になってくるので、おすすめは成長に合わせて変身させられるタイプです。
モービルだけのタイプは、車につけるのがおすすめです。
カラフルなものは視覚を刺激しますので、知育玩具としての役割を考えるとカラフルなもの、キャラクターものを選ぶのがよいと思います。
ベビージムは座れない赤ちゃんでも横になって楽しめる点でとてもおすすめです。
手、足を動かすこと、その関連性、または自分の手の認識などを促せます。
がらがら、ラトル類はつかむ動作の習得に最適です。
つかむ動作の習得は、手に届くつかみやすいものを握ったり離したり振り回したりして、様々な動作の習得に役に立ちます。
特にオーボールはおすすめで、つかみやすく、柔らく軽いので安全です。
またフックなどで車、ベビーカーにくっつけられたりする利点もあります。
歯固めとラトルが兼用で売れ筋なのがSassyの歯固めラトル。
本屋さんでも置いてあったりするくらい定番の商品となっています。
お出かけのお供には、布絵本がおすすめです。
特に、いろいろな音、さわりごこち、かみごこちがありそうなものを選んであげましょう。
フラッシュカード
生後徐々に目が見えるようになってきます。
色を認識するまでは、白黒のコントラストがはっきりしたものが認識しやすく、目や脳へのいい刺激になるのでおすすめです。
じーっとみたり、目で追いかけたりする姿を見ていると、いいぞいいぞーと応援しながらやっていました。
6か月ころからおすすめの知育玩具
お座り、つかまり立ちへのステップアップのお手伝いや、どんどん器用になる手指をたくさん使える知育玩具を用意してあげましょう。
ラッパ、マラカスなどのつかみやすい簡単な楽器から、子どもの興味を引くおとが出るディズニーのマジカルバンドはかなりおすすめです。
おすわりの状態を長続きさせる手助けになるちょうどいい高さです。
つかまり立ち、電話やルーピングコースタがついているこちらは一つでできることがたくさんあって最高です。
フラッシュカード
色も認識できるようになる時期になります。
少しずつ発語に向けたトレーニングを開始していきましょう。
赤ちゃん語(例えば車をぶーぶー、犬をわんわん)には、発語しやすい理由があります。
例えばこちらの商品では120もの赤ちゃん語が収録させており、かわいい絵とともにランキング形式で赤ちゃん語を教えることができます。
また、リングでカードが飛び散らないようになっているのもうれしいですね!
1歳におすすめの知育玩具
1歳からは動作との関連がわかるようになり、考えて遊ぶようなものが増えてきます。
特に指先や手足の動きの発達を促すような動作が必要なものがおすすめです。
興味や発育に合わせて、集中して遊ぶようなものを選んであげましょう。
スタッキング
ビジーボード
ビジーボードはモンテッソーリ教育で使われる教具のひとつです。
ボタン、ひもとおしなどの指先の器用な動作が必要なものがたくさん詰まっています。
折りたたんで持ち運べるものは、外出の際にも便利です!
プルトイ
太鼓
たたく動作で音が鳴るという関連性を学ぶことができます。
また、リズム感を養うことができるのもおすすめポイントです。
こちらの商品のような、電子的なもので音が鳴るのも簡単でグッドです!
マジカルバンドには、マラカス、ラッパもついてきます!
シロフォン
シロフォンは太鼓と同じたたくことで音が出るという関連性を学ぶことができます。
シロフォンはいろいろなメーカーから出ていて値段もピンキリです。
せっかく買うのであれば、音階がしっかりしていて、見た目もかわいいものがいいですよね。
ボーネルンドのシロフォンは音階がしっかりあっているのを、確認してから我が家でも購入しました。
ボーネルンドのシロフォンは調律して音階のずれを修正してもらうこともできるので、一生モノになる素晴らしい商品だと思います。
ボールトラッカー
自分で落としたボールが転がっていく様子を目で追う、一連の動作で関連性を学んだり、集中力を養うことができます。
ボールトラッカーを選ぶときは、いきなりビー玉をつかったものを選ぶと小さいうちは誤飲して大きな事故につながる可能性があるので、ボールは大きいものを選びましょう。
モンテッソーリ教育のものは木材が使用されていたり、シンプルなものが多いですが、値段が高いです。
同じような効果を狙うのであれば、アンパンマンを認知して興味が出てくる時期でもあると思うので、アンパンマンの音楽が流れたりするこちらの商品がおすすめです。
ハンマートイ
ハンマートイはたたく動作とたたかれたものの動きの関連性を学ぶことができる知育玩具です。
そのほかのものをトントンたたいてみたり最初は難しいかもしれませんがどんどん器用になっていって最終的に自分で刺してたたいてを繰り返したりできて集中してやるようになります。
特にボールをハンマーで落として鉄琴におとすものは、おもしろい音色がしてさらに興味を引く助けになります。
鉄琴単独で使えたり、立体の形はめパズルがついているものを選べばいろいろな知育玩具をそれろエル必要もなくなるのでおすすめです。
ルーピングコースター
ルーピングコースターは手先の器用さ、集中力を重点的に鍛えることができます。
土台が軽すぎると、持ち上げてしまい危険なのですが、こちらのボーネルンドのルーピングは土台が重たくしっかりしているのでおすすめです。
ルーピングコースター以外にも知育玩具が一緒になっている商品は、飽きることなくそれなりに大きくなるまで使えるのでおすすめです。
じいじ、ばあばの財力を活かして最高のものをプレゼントするのであれば、こちらがおすすめです!
質感や遊べる幅が最高の商品ですよ!
つみき
積み木は知育玩具なの?と思われるかもしれませんが立派な知育玩具です。
つみきで何かを作るときには動物、家、車などを想像する想像力が養われます。
積み上げたりすると立体的にものを見ることができる空間認識能力が訓練できます。
手先を巧みに利用することで手先の器用さもアップし、さらには、集中力も養うことができます。
ただし、思ったような遊び方ができるようになるには、かなり手先が器用にならないと難しいです。
ウッディプッディ/ Woodypuddyのはじめてのつみきは、わっかのつみきを棒に通すだけの簡単設計!
ひもとおしやさいころも付属しているので、知育玩具が一気にそろっておすすめです。
以下で紹介する音が出るつみきは、つみきとして以外にも振ったり投げたりして楽器のように使用することもできるので、低月齢からでもおすすめできる商品です。
まだまだなめなめするくらいだという方には、純国産でお米で作られているこちらの商品もおすすめです。
フラッシュカード
1歳くらいから語彙力なども伸ばしていきたいものです。
特に身近なものなど触れ合う機会の多いものが書いてあるものはおすすめです。
これなーんだと質問してみたり、食べたことがあるもの、乗ったことがあるものを見せてあげるのが効果的です
2~3歳からおすすめの知育玩具
2~3歳くらいは、興味や得意なことなど差が出てきますので、興味があり、得意な部分を伸ばせたり、発達を促すような商品を選んであげましょう。
フラッシュカード
お絵描き&ぬりえ
そろそろペンのつかいかたを教えたい。
まずは、簡単なものでお絵描きをする楽しさを教えてあげましょう。
ペンの持ち方を教えてあげるのに最適なのが、くもんのこどもえんぴつです。
えんぴつはある程度の筆圧が必要で、これまで紹介したお絵描きのおもちゃでは習得が難しいものになります。
いろいろなドリルで線を結んだりする前に、この段階で正しい持ち方、十分な筆圧は習得させてあげたいものです。
楽器
楽器は、手を使って耳を使ってリズム感にのって、自然と手が伸びやすく知育には最適です。
電子的なものはであったり、打楽器などの簡単に音がでるものが特におすすめです!
おままごと
なんでもおとなの真似をしたくなる時期になります。
コミュニケーションをとりながら、生活に必要なこと、役割分担、整理整頓など、さまざまな能力を伸ばすことができます。
道具を使って手先を器用に使ったり、考えて料理を作ったりなど遊び方は無限大ですが、すごい集中したりとんでもない想像力を発揮したりするので、お子さんを見ていても楽しいと思います。
いっぱい一緒に遊んであげましょう。
祖父母のプレゼントなどで、こまめにおもちゃを買ってもらえる機会があったりすると思いますが、おままごとの部品は、額も大きすぎないのでお願いするのに引け目を感じなくてちょうどよいです。
我が家では、木製のウッディプッディのおままごとセットをことあるごとに追加しています。
木製で磁石でくっついているので、切った断面もリアルなので、とてもおすすめです。
特に、おさかなについては、三枚おろしができるのもとってもおもしろいです。
基本のセットはいいお値段しますが、パーツごとに購入することができるので、キッチンやお皿など必要に応じて徐々に増やすのがいいと思います。
使ってくれるかわからないので、こまごまと集められるのはいいですね!
おすしセットもマグネットでくっつくので、道具が器用につかえなくてもかんたんでおすすめです!
お店屋さんにもなれるキッチンはスペースに余裕がある方には最適!
収納スペースがあり、別でコンロを用意しなくてもいいのがうれしい!
パズル
色形を理解して、さらなる指先のトレーニングが期待できる、形をはめるパズルがおすすめです。
色、形などを理解して、当てはめる形のこちらの商品は、難易度が低いので最適です。
すこしずつパズルも難易度が高いものができるよになってきます。
一緒にコミュニケーションを取りながら取り組んであげましょう!
ブロック
かなり手先が器用になってきて、いろいろできることが増えてくるでしょう。
まだまだ何かを作ったりするのを正確にはできないかもしれません。
想像力を掻き立てながらなにかに見立てて作る作業はとっても得意!
おうちの方がびっくりするような想像もしなかったものがつくれたりします。
レゴデュプロは、大きいサイズでつかみやすく、付属品も多いのでお人形ハウスのような使い方もできます。
レゴにそのまま代用できたりするので、今のうちから触れ合っておくのがおすすめです!
学研のブロックは小さいころ遊んだという方も多いのではないでしょうか。
レゴのように何かを緻密に組み上げていくようなものではなく、簡単に取り組みやすいものですので、飽きたり、嫌になったりすることなく遊べて、長い間お世話になる知育玩具としておすすめです。
知育パッド
知育パッドは、普段スマホをついつい見せてしまうといった方には特におすすめです。
電子的なものであることに変わりはありませんが、もくもくと触ってくれてちょっとした待ち時間などにはかなり重宝するはずです。
大人の真似っこでスマホ、タブレットを欲しがったりするので、食いつきもかなりいいと思います。
ある程度できることが増えてきた子や、先を見据えて文字やプログラミングのお勉強ができるこれらの製品もおすすめです。
我が家では、2歳半くらいでタカラトミーのドリームトイパッドをクリスマスプレゼントであげました。
なかなか難しそうでしたが、何個かできる範囲のゲームで遊んでいました。
4歳を過ぎたいまでは、できることが増えたので、より知育らしくなりました。
ストライダー
ストライダーって知育玩具なの?
安心してください、子どもは体を動かすことでその動かし方、できるようになった達成感などでどんどん成長していきます。
ストライダーは足けりと違い自分でバランスをとるので、バランス感覚を養うことができ、手と足と体すべてが連動した動きを身に着けることで脳の発達が促されます。
プロモデル、スポーツモデルは軽いので持ち運びや子どもが操作しやすいのでおすすめです。
少し重たく大きいサイズですが、14xというモデルであれば、キックバイクから初めての自転車まで対応できるので、1度に済ませたい方はおすすめ。うちの子は背が低いので、子供用自転車として売っているものよりもさらに一回り小さいストライダー14xはちょうどよいサイズで、ストライダーで慣れていることもあって1発で自転車に乗れるようになりました!
4歳くらいからおすすめの知育玩具【年少さん】
ブロック&レゴ
幼稚園、保育園、学童どこにでもかならずあるのがブロック。
ただ遊んでいるだけで、空間認識能力を高めたりや想像力を豊かにしたりすることができるでしょう。
4歳にもなると、パッケージに書かれたものがつくれるようになったり、かなり立体的なもの作れます。
Kindle Fire キッズモデル(タブレット)
知育から遊びまで、1台で幅広い範囲をカバーできるのがタブレット。
1人ですべて使いこなすまでには、まだまだ難しいものかもしれませんが、暮らしとデジタルデバイスが切っても切り離せない現代では、早めに慣れさせてあげたいものです。
いつもの待ち時間にスマホで動画を見せたりする方には特におすすめでAmazon prime video もYouTubeもこれで見せることができます。
特におすすめはKindle Fire のキッズモデルです。
子供向けの使いやすさ、タイマー機能などで使いすぎを防止できるのに、知育のアプリも購入してから1年間使い放題なので、セールの機会を逃さずに購入しましょう。
使わなくなったとしても、カバーを外せば普通のKindle Fireタブレットになるので、おうちの方が雑誌を読んだりするのに最適なタブレットに大変身です。
自転車
こぐ、ブレーキ、ハンドル操作、バランスをとる全身を使って脳に刺激を与えることができます。
この時期の子供たちは、お勉強のようなもの以外でも脳の発達を促すことができる要素がたくさんあります。
我が家はこちらの2つの商品に絞ったうえでストライダー14xを選びました。
だいたいが16インチからの子供向け自転車が多い中で、ストライダー14xは14インチと小さめ、キックバイクに慣れていたうちの子は1回目からかなり乗れるようになって、2回目では曲がることもできて完全に乗りこなしていました。
どこまでもいってしまいそうな感じで、目を離せません。
5歳くらいからおすすめの知育玩具【年中さんから幼稚園卒業まで】
5歳になると考える力もかなり増えてきます。
よく考えるゲームや、対人で遊べるゲームなど、を増やしていきたい時期になります。
ロジカルパズル
推測、論理的思考力、集中力を身に着けられるロジカルパズルがおすすめの時期です。
様々な種類がありますが、これらの商品はプログラミング学習につながっていくので、慣れ親しんで損はないです。
パズル、ブロック
5歳くらいになると、それなりに形あるもの、小さいものなどもできるようになります。
東大生はレゴをやっていたなんて話もありますし、いろいろなブロック、パズルが出ていますので興味がありそうなものをおもちゃ屋さんや本屋さんなどいたるところで売っています。
自分で選ばせてあげるのが第一歩だと思います。
後は、やりたいようにやらせてあげて、集中しているときはそっとしておいてあげると集中力アップにつながりますので、その環境を作ってあげましょう。
パズルをしながら知識も深められる地図系のパズルもこのくらいからはおすすめです。
自分が住んでいる場所、行ったことがある場所、日本の大きさ、世界の大きさを認識できれば、知りたい気持ちを掻き立てられますね!
スロープトイ
スロープトイは自分で作ったルートをボールを転がして遊ぶものです。
そのルートは、単純なものからギミックのあるものまでたくさんありますが、空間認知能力を必要とし、想像力を発揮しながら集中して取り組む過程に知育としてのよさがあります。
キュボロは藤井棋士がやっていたことで一躍有名になりましたね!
小さいお子様がいる場合はビー玉を使用することが多いので誤飲などに注意が必要です。
対戦ゲーム
5歳くらいになれば、ルールを理解して対戦するゲームができるようになります。
対戦できるゲームは、コミュニケーション力や社会性を養うことができます。
また、負けたくないという気持ちから練習、勉強したりすることで、その過程を学べるのは大切なことであるのは間違いないでしょう。
ウボンゴは、パズルの要素を含めながら相手より早く完成させることが求められるゲームです。
決められたパーツを使って穴を埋めるゲームなので、ルールも簡単でとっかかりやすいでしょう。
マンカラはアフリカ発祥のゲームです。
ルールは単純で石を移動させて、自分の陣地からなくしたら勝ちというゲームです。
先を読む力、相手との駆け引きが必要となるので、知育にはもってこいです。
私の働いていた施設にもあって、人気のおもちゃでした。
脳トレとしておうちの方やじいじ、ばあばと一緒に対戦するのもいいですね。
囲碁・将棋は言うまでもないですね。
ただ、ルールが少し難しいので、教室に通ったりするという手もあります。
しかし、囲碁であれば小さい盤でやったり、将棋は駒に動かせる方向が書いてあったりなど入門しやすい内容の商品があります。
なかなか難しいと思うので、嫌にならないように配慮する必要がありますが、はまった場合には、大会などもありますし、インターネットを通じて相手と対戦することもできたりするのもいいですね。
小学校入学からおすすめの知育玩具
スロープトイ
道を作って転がすことで、想像力、プログラミング的な思考、集中力、器用さなどを養うことができます。
ビー玉を使う製品が多いので、下の子が小さいなどの場合は注意が必要です。
こちらは藤井聡太棋士が愛用していたキュボロというスロープトイです。
木製で高級品ですが、藤井棋士ほどに才能を伸ばせる可能性を秘めた知育玩具ですね!
囲碁将棋オセロ
囲碁将棋は、思考しながら対戦するので、知育玩具にはぴったりです。
将棋なら動かし方がわかりやすいもの、囲碁なら盤面が少ない9路盤から始めるのがおすすめ!
親子でコミュニケーションを取りながらできるのもおすすめポイントです!
興味を持てたらお近くの教室に通うのもいいかもしれませんね。
オセロに関しては、駒が小さいと下の子が食べてしまう危険があったり、紛失が怖いので一体オセロがおすすめです。
パズル
パズルは一人でもできる良さがあります。
思考力、集中力が養えるので、ご飯をつくったりずっと見ていられないときには重宝します。
また、動画とかゲームにはまってしまった子を少しでもデジタルデトックスするためには取り掛かりやすいですね!
ルービックキューブ
ルービックキューブは頭を使って自力でというよりは、位置を把握してどのように動かせば目的の動きをさせられるかという完成までの過程に覚えなければならないことが結構あるんです。
2×2であれば、多少簡単なので、取っかかるにはいいですよ!
意外と3×3もすぐ覚えちゃうかもしれませんが、持ち運びにも軽く小さいので、いつでもできるのも利点です。
世の中にはとんでもなく早い人がいるので、目標をもって、楽しくできますよ!
レゴ
レゴは、3歳くらいからできるとは思いますが、お店に行くと結構対象年齢の高い商品があるんですよね。
ベーシックな商品ともに、対象年齢が高いものを徐々に増やしていけるといいですね。
遊び方は想像力の分だけ!
集中してできる環境を整えてあげましょう!
対象年齢が高いレゴは、キャラクターものが多くなります。
例えば、ディズニーやマリオなどがありますが、好きなものがそこに含まれているとさらに興味を持ちやすく、取り組みやすいので飽きずに続けてくれるかもしれないです!
知育玩具選びで迷うときはサブスク利用がおすすめ
- 知育玩具はたくさん種類があって選べない
- 発達に応じたものをプロに選んでほしい
- あまり収納スペースがなくておもちゃを買ってもしまっておけない
- せっかく買ったのに飽きられたら困る
発達段階に合わせたものを与えるうえでせっかくなら後悔はしたくないですよね。
私も結局、買ってあげたのに遊んでくれずに知育玩具が増えて収納を圧迫されました。
そこでおすすめなのが、知育玩具のサブスクです。
おおむね月3000円ほどで、6つくらいの知育玩具をレンタルすることができますし、気に入れば購入できるサービスもあります。
兄弟がいる場合に種類を分けることもできるので、収納スペースなどで悩む方、うちの子は飽きっぽいからと思う方には特におすすめとなっています。
遊んでいるときに親ができること
違う使い方をしていても指摘や無理強いしない
特に小さいうちは、知育玩具本来の遊び方を最初からできるわけではないし、思いもよらないユニークな遊び方をすることもあります。
でも、それを違うよ、こうやってやるんだよと教えてあげると、自分で考える力を身に着けることを妨げることになります。
最悪そのおもちゃの興味もなくなってしまいます。
もしどうしても、本来の使い方をしてほしいときは、しれっとやって見せて自然とやりだすまでは、自由に遊ばせてあげましょう。
集中しているときは話しかけたりせずに見守る
ついつい遊んでいるところがかわいくて話しかけてしまいますよね。
集中して遊んでいるときに話しかけてしまうと、注意がそれてしまいます。
じーっと一つのことを集中して取り組む力は、集中して遊んでいるときに身に着けることができます。
一人で集中して遊んでいるときは注意をそらさないように、そっと見守ってあげましょう。
ほめる場合はその過程をほめること
知育玩具で遊んでいると、ついついほめたくなったり、これでどう?といったように感想を求められることもあります。
大切なのは、ほめられることがモチベーションになってはいけないということです。
なにがよかったのか、どこがよかったのか、認めてあげましょう。
まとめ
最適な知育玩具を選んで、才能、能力をグングンのばしてあげたいものです。
高いから言いとか、そういったことではなく、いかに集中してやらせてあげられるか、モチベーションをあげられるかは私たちにできることです。
すこし難しいくらいのことをやるのが脳の発達にはいいらしいので、この記事を参考に知育玩具を選んであげてください。
また、知育玩具はプレゼントにもおすすめですし、大人が楽しめるものもあります。
一緒に楽しくコミュニケーションを取りながら取り組みましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます、コメントやメッセージでこういったものをまとめてほしい、教えてほしいといったことは気軽にどうぞ!
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